池井戸潤が原作する小説のドラマや映画が好きです。
自宅のテレビ用HDには、下町ロケット、陸王、ノーサイドゲームなどが録画してあります。
下町ロケットは、4シリーズあって、1作目のあらずじは、『下町ロケット』は、宇宙工学の研究者を辞め、実家の「佃製作所」を継いだ佃航平が、特許侵害訴訟や大企業からの理不尽な要求に立ち向かい、社員と力を合わせて夢と技術にかけたものづくりに挑む物語です。帝国重工のロケット開発に協力する中で、中小企業の佃製作所が持つ技術と矜持が、大企業の理不尽な要求とぶつかり合います。
第2部ガウディ編では、佃製作所とサヤマ製作所の心臓人工弁ガウディの開発競争が描かれています。夢を追うことと企業競争に勝つことの両立に苦闘しながらも、自社の技術力を武器に中小企業が大企業に打ち勝つ展開は、中小企業の町工場こそが日本の生命線でその職人魂が日本の誇りだというメッセージが込められています。
佃を中心にした佃製作所の団結力、佃と財前のロケット開発に夢を託す者同士の男の友情、ロケットのバルブシステムの部品コンペでの佃製作所とサヤマ製作所の対決、熱い感動を呼ぶヒューマンドラマ。阿部寛、吉川晃司、安田顕、立川談春、小泉孝太郎の力演が、印象的。
第3部ゴーストでは、宇宙開発研究者だった佃航平が実家の「佃製作所」を継ぎ、ロケット開発で培った技術を農耕機用の小型エンジンの開発に生かして、次々と現れるピンチに立ち向かいながら、日本の農業とものづくりを支えていく物語です。
あらすじなので、詳細なことまで書いていませんが、最終的にどうなったかは是非、実際のドラマを見て下さい。どのドラマもそうですが、池井戸潤の小説がドラマになっているので、毎回、どこかで経営危機が起き、それを乗り越えて夢を実現する。そういった不屈の精神で夢を実現するところが大好きです。何度も見ているので、ここでこうなると分かっていても、涙が出ます。


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