私たち夫婦は、毎年、11月6日(解禁日)を過ぎたら、兵庫県の香住市にカニを食べに行ってました。しかし、ここ数年あたりから民宿で出される刺身や茹カニ、焼きカニ、甲羅焼、お鍋、雑炊を合わせても、カニがトータルで1.5〜2杯ほども食べられず、旅行に出かけることがなくなりました。
妻に「カニを食べたいなぁ」と話をすると、妻は「刺身や茹カニを食べたら、お腹が一杯になって、お鍋までたどり着かへんから無理や」と言う会話で旅行を断念してました。
そのため、紅ズワイガニ(二杯)とセコガニ(二杯)をお土産屋さんに頼んで宅急便で送ってもらうようになりました。カニと言っても種類があり、香住では、紅ズワイガニ(香住カニ)、本ズワイガニ(雄)の二種類があります。
紅ズワイガニは足はジューシーですが、甲羅にあるカニ味噌は水っぽいです。値段も4500円くらい出せば、結構な大きさ(甲羅が手のひらサイズ)のカニが食べられます。
また、本ズワイガニは、紅ズワイガニと比較すると味が濃厚で、カニ味噌も味噌が多くてとても美味しいです。その反面、価格が紅ズワイガニに比べて、倍くらいします。
また、セコガニは雌のカニで、サイズは小さくカニの甲羅に外子、内子を楽しむカニになります。外子は茶色でジャリジャリした触感、内子はオレンジ色で甘みがあります。
毎年、民宿のお土産屋さんに電話して注文していたのですが、親父さんが亡くなってお土産屋さんは閉めてしまったと言われて、仕方なく「香住」「カニ」「お土産」で検索して出てきたお店に電話をして、新しいお土産屋さんを開拓しました。
はじめての注文なので、どんな商品が届くか不安でしたが、茹でた紅ズワイガニ(4,800円)(二杯)、セコガニ(2,000円)(二杯)を注文しました。
到着してトロ箱の中のカニを見たとき、香住のタグ付きで香住で取れたカニと証明する商品で甲羅も手のひらサイズで結構、重くて期待するものが届きました。
香住の民宿に夫婦で泊まれば、5万~7万は費用がかさみますが、食べやすいようにさばいてくれていますので、簡単に食べれます。
宅配されたカニは、自分でさばかなきゃなりません。この作業が面倒なんですが、美味しくたべるには、手間はおしまず、頑張ってさばきました。
やっと、さばき終え、いざ、紅ズワイガニを食すると「うまい」と二人とも声が出ました。足の身をカニ味噌に付けてたべると甘さが増し、より美味しく頂くことができます。また、セコガニの外子はジャリジャリした食感を味わい、内子のカニ味噌は大変甘くて美味しく頂きました。
ちょっと贅沢な感じもしますが、車で香住の民宿を予約して食べる費用と比較すると安いものだと考えるようにしてます。私たち夫婦にとっては適量で、お腹がいっぱいになって、幸せなひと時を過ごすことができました。
今シーズン初めてのカニを食べました。
心

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