この言葉は、リーダーシップの本質を非常にシンプルに表現した名言です。
まず、率先垂範の重要性です。
「やれ」と指示するだけでは、人は本気で動きません。
しかし、リーダー自身が行動を見せれば、チームは自然とついてきます。
上司の姿勢が部下の行動に直結しやすいため、特に重視される考え方です。
次に、信頼を得る前提は「言行一致」です。
・言っていることと
・やっていること
が一致しているほど、安心し、信頼して行動しやすくなります。
逆に、口だけで動かないリーダーには、人はついてきません。
また、リーダーが先に行動することで、
・仕事の姿勢
・目標への覚悟
・取り組みのレベル
といった基準を明確にできます。
基準がはっきりすれば、メンバーは迷いなく動けるようになります。
私が障害解析チームに在籍し、そのチームのSP(スペシャリスト:係長)を任せられていた時は、常に自分が先頭にたちチームをリードしていました。
ある障害解析依頼が発生した時、解析担当者を決めて調査に掛かります。
その時は、自分も一緒に調査に取り掛かり、自らも行動を共にしていました。
また、管理者(課長)に昇格した時も部下に指示を出すだけではなく、自分も陰で調査を行い、部下からの報告、相談にのっていました。
部下からは、「うちの課長はプレイングマネージャーだ」と言われてました。
この名言は、リーダーがまず姿勢を示し、行動することで、初めて人は動き、信頼が生まれる。というリーダーシップの普遍的な真理を表した言葉だと思います。
人を動かすには、まず自分が動かなければならない
心

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