美輪明宏さんのこの言葉は、不完全な自分を責め立てるのではなく、「失敗と反省」を成長のガソリンに変えていくための、優しくも力強い人間讃歌です。
この名言が持つ深い意味を、3つの視点から解説します。
弱さを受け入れる:悪くなる心は「誰にでもある」
私たちは、時に他人に嫉妬したり、イライラして意地悪な気持ちになったり、ずるい考えを持ってしまうことがあります。「そんな自分が嫌になる」と落ち込む人も多いでしょう。
しかし、美輪さんは「心が悪くなる事もある」と、人間の不完全さを最初から肯定しています。人間は神仏ではないのだから、心が濁る瞬間があるのは当然のこと。まずは「今の自分、心が荒んでいるな」と客観的に受け入れることが、スタートラインになります。
反省という名の軌道修正:「気づき」こそが最高のターニングポイント
心が悪くなった時、一番やってはいけないのは「自分は悪くない」と開き直ることや、「どうせ私はダメな人間だ」と自暴自棄になることです。
ここで重要になるのが「そこで反省すればいい」という一言です。 反省とは、自分を過剰に責めて傷つけることではありません。「あ、今の自分の考え方は美しくなかったな」「次はこうしよう」と、自分の心に軌道修正をかける作業です。自分の醜さに気づき、それを正そうとする意志そのものに、大きな価値があります。
「螺旋(らせん)状」の成長:繰り返しの中で魂は磨かれる
人間は、一度反省したからといって、すぐに完璧な聖人君子になれるわけではありません。昨日反省したのに、今日また同じようなことで心が荒んでしまう。そんな自分に嫌気がさすこともあるかもしれません。
美輪さんは、その「繰り返し」こそが魂を向上させると言います。 それは同じ場所をぐるぐる回っているのではなく、時計のバネ(螺旋)のように、一回転するごとに確実に一段上へと登っているのです。
・悪い心に気づく
・反省して改める
・また失敗する
・さらに深く反省する
この泥臭いサイクルを諦めずに繰り返すこと自体が、あなたの精神(魂)をダイヤモンドのように輝かせていくプロセスなのです。
美輪明宏さんのメッセージを日常に活かすなら
「また黒い感情が湧いてしまった」と落ち込んだ時は、「よし、ここで反省すれば、私の魂はまた一歩レベルアップするぞ」と、ゲームの経験値稼ぎのように捉えてみてください。自分の未熟さは、あなたがこれからもっと美しく生きるための「伸びしろ」そのものです。
あとがき
どうしてもイライラしてしまったり、感情がコントロールできなくなることは、誰にでもあることだと思います。そんな自分を責めるのではなく、その気持ちと向き合い、なぜそうなってしまったのか省みることが大切なのですね。
先日、美輪明宏が老衰で91歳で死去されたことが知らされました。
シャンソン歌手、俳優美輪明宏(みわ・あきひろ)さん(本名丸山明宏=まるやま・あきひろ)が20日に老衰のため死去したことが28日、美輪さんの公式サイトで発表された。91歳だった。葬儀・告別式は近親者で執り行ったという。お別れの会や偲ぶ会の予定はないとしている。
三輪さん直筆で「こんな世の中を生き抜く武器は愛の言葉しかありません この世のすべての問題を解く鍵は愛です 愛があれば戦争なんか起こりません」とつづられています。
「美輪の願いは、この世からあらゆる差別、偏見をなくし、すべての人が平和で明るく楽しく生きていける共生社会の実現でした。その願いを込めたメッセージです。本人が常々口にしていた言葉です」と添えられている。
こんな世の中を生き抜く武器は愛の言葉しかありません。
この世の中のすべての問題を解く鍵は愛です。
愛があれば戦争なんか起こりません。
世界中が愛に満ち足りていたなら、どんなに幸せなことなんでしょうね。ご冥福をお祈りします。


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