瀬戸内寂聴さんのこの言葉は、私たちがつい抱えてしまう「自分には価値があるのだろうか」「何かを成し遂げなければならない」という重圧を、スッと軽くしてくれる慈愛に満ちた教えです。
生かされているのですから、素直に有難いと思いましょう
まず、この言葉の部分には、「自分一人の力で生きているわけではない」という気づきがあります。
私たちは、家族や周りの人、社会、そして見えない多くの支えの中で「生かされている」存在です。
だからこそ、「当たり前」と思いがちな日常にも、少し目を向ければ感謝できるものがある、という意味です。
生きてる値打ちがあるから生かされているのです
次にこの言葉は、とても大切な核心です。
ここには、「あなたの存在には意味がある」という強い肯定が込められています。
たとえ今、
・何もできていないと感じるとき
・役に立っていないと思うとき
・先が見えず不安なとき
であっても、「生きている」という事実そのものに価値がある、と言っているのです。
まとめると
この言葉は
・生きていること自体がすでに価値である
・だから自分を否定しすぎなくていい
・まずは“今ここにある命”に感謝してみよう
という、とてもシンプルで力強いメッセージです。
無理に前向きにならなくてもいいですが、
「今日も生きている」という一点だけでも、少し見方がやわらぐことがあります。
あとがき
寂聴さんの言葉は、結果が出ない時や、立ち止まっている時にこそ、「そのままのあなたで、生きていていいんだよ」と背中をさすってくれるような温かさがありますね。
私は、43歳の時に直腸がんが発覚し、開腹手術を受けています。
その後、2年おきに腸閉そくになり、再度、開腹手術を2回受けています。
癌の再発は、5年生存率という指標でみられ、5年後に再発しているリスクがありますが、5年を経過しても20年以上生きながらえています。
だからこそ、自分はこの世に必要とされているから生かされていると考えるようになりました。
せっかくの人生、生まれたことに感謝をし、自分らしい人生を歩んでゆきたいですね。


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