ホーキング博士は、若くして「筋萎縮性側索硬化症(ALS)」という難病を発症し、全身の自由を失っていきました。医師からは「余命2年」と告げられながらも、その後50年以上生き、宇宙物理学の最前線で活躍し続けた人物です。
そんな彼が語る「人生は公平ではない」という言葉には、現実を冷静に受け入れる強さと、そこから逃げない覚悟が込められています。
不公平を受け入れた上で、諦めるのではなく、その中で自分にできる最善を尽くすこと。
ホーキング博士自身、体が動かなくても頭脳を使って研究を続け、人類の宇宙理解を大きく前進させました。
私自身は、ホーキング博士の次元の人間ではありません。でも、人はそれぞれ個性があり、仕事をしている時に人それぞれ能力に差があるのは当たり前だと考えています。
技術力がある人、人とのコミュニケーション能力に長けた人、などなどみんな異なった個性を持っています。また、ホーキング博士は「そしてただ、自分の置かれた状況のなかで、最善をつくすべきだ」とも言ってます。これは、自分にできることを最大限発揮すれば、おのずと職場での信頼される人間になれることに繋がると考えています。あの人に比べて自分は不公平だと他人と比べる前に今の自分と過去の自分を比較して、現在が自分にできる最善かどうかが鍵になると思います。
不公平を言うのではなく、与えられた環境でできる限りの努力を重ねることが大切なことだと思います。


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