『星の王子さま』の著者として知られるアントワーヌ・ド・サン=テグジュペリのこの言葉(元は『夜間飛行』や『人間の土地』などの文脈に通ずる、彼の深い行動哲学から生まれた言葉です)は、「悩んで立ち止まるよりも、まず行動することの大切さ」を教えてくれます。
この名言の核心にあるメッセージを、いくつかの角度から考えてみます。
「答え」は机の上にはない
私たちは困難に直面したとき、どうしても「完璧な解決策」が見つかるまで頭で考え込み、動き出せなくなってしまいがちです。しかし、サン=テグジュペリは「そんな都合のいい解決法は、最初から世界のどこかに用意されているわけではない」と言っています。
いくら考えても、現実は1ミリも変わりません。状況を変えるのは、いつだって具体的な「行動」だけです。
行動が「新しい現実」を創り出す
「前に進めば、解決法は、後からついてくる」
この後半部分が、彼の哲学の最も美しいところです。 一歩前に踏み出すと、景色が変わります。景色が変われば、新しい出会いがあったり、新しい情報が入ったり、自分の心の持ちようが変わったりします。
・立ち止まっているとき: 選択肢がゼロに見える
・一歩進んだとき: 「あ、あっちに道がある」と気づく
つまり、解決法とはどこかに落ちているものを「見つける」のではなく、前に進むプロセスのなかで「自然と作り出されていくもの」なのだという教えです。
サン=テグジュペリの背景(飛行士としての経験)
彼は作家であると同時に、命がけで夜間飛行や郵便輸送を行ったパイロット(飛行士)でもありました。 飛行機を操縦しているとき、嵐に巻き込まれたり、暗闇で迷ったりした際、コックピットで「どうしよう」と悩んでフリーズすることは「死」を意味します。
とにかく計器を見て、機体をコントロールし、前へ進むしかない。そうすれば、雲が切れ、滑走路が見えてくる(解決法がついてくる)」
この言葉には、そんな極限状態を生き抜いてきた彼ならではの、圧倒的なリアリズムと力強い説得力がこもっています。
まとめ
この言葉は、私たちに「正解を探すのをやめて、まずは一歩を踏み出す勇気を持ちなさい」と背中を押してくれています。
あとがき
現在、私は就職活動中でこれまでは、パソコン教室の講師のバイトであったり、一般事務などいくつかの求人の募集に応募していました。
しかし、すべて書類選考の段階で不採用になり、先が見えない状態が続いています。
不採用の要因として考えられることは、60歳以上歓迎という就職先を選んで応募しているのですが、私の年齢が64歳なので若い人と比較されると、どうしても不利になるのではないかと考えます。
そこで目線を変えて、定年が74歳までという求人を探し当てることができ、仕事の内容は駐輪場の管理でした。自分の得意なIT関連のスキルを活かせる就職先ではありませんが、とりあえず、面接まで漕ぎつけることに注力しました。
先日、履歴書を持参して面接を受けてきたのですが、志望動機を尋ねられた時に、「採用された時に74歳まで働けるので今の私の年齢でも長く働くことができるからです」と応えました。
面接官と話をしていると駐輪場の管理といっても接客業であり、自転車を駐輪する人をお客様として扱うことが分かってきました。なので、私の応えた志望動機はあまり適切な返答ではなかったように感じています。
ただ、先が見通せず、どうしていいかわからなくなってしまった時でもそこで立ち止まってしまうのではなく、前に進もうとしてみることが大切なことで、たとえやみくもだったとしても、前に進んでみることで新しい景色がみえてくるはずです。
結果は、郵送されるらしいので、まだ、どうなるかは分かりませんが、良い経験ができたと考え、今後に繋げたいと思います。

コメント